風水の基礎<五行の相生と相剋>
【7】 五行の相生と相剋
五行には相互に助けあう作用があり、また循環します。 その作用は次のようになります。 「木」は「木」や草花などの植物の性質です。 「木」や草花が燃えるときに、「火」を生じます。 「火」が燃えた後、灰から「土」を生じます。 「土」から長い年月をかけ、鉱物「金」を生じます。 「金」は、溶解したり蒸発して、水滴「水」を生じます。 「水」は、「木」を育てます。 このような作用を、「五行の相生」といいます。 五行には相互に助けあう作用があり、また循環します。 五行には相互に反発しあう(剋する)作用があります。 その作用は次のようになります。 「木」は、「土」の養分を吸収し、その力を弱めます。 「火」は、「金」を溶かす作用があります。 「土」は、堤防やダムなどのように「水」の勢いを止めます。 「金」は、ノコギリや斧のように「木」を切り倒します。 「水」は、「火」を消火します。 このような作用を、「五行の相剋」といいます。 五行には相互に反発しあう(剋する)作用があります。 |