カテゴリー別アーカイブ: 課金対応

Android Pay(アンドロイドペイ) スマホをかざすだけで決済

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Googleが三菱東京UFJ銀行と組んで、
今年2016年の秋頃にスマートフォンを使った電子決済サービス「Android Pay」を始めるそうです。

NFCという日本ではソニーが作ったFelica(フェリカ)のイメージですが、
世界にはこれ以外にもたくさんの規格があるようです。
「おさいふケータイ」や「モバイルSuica」などはフェリカの仕組みで運用されています。
ガラケーの時のように、ガラパゴスと言われる、日本限定で進化している感じです。
キャプチャ

東南アジアはまだクレジットカードよりも、プリペイドカードの方が決済手段としてポピュラーだったりするので、
これからも増える海外からの旅行者がストレスなく使える決済手段として、
現金を持たずに、クレジットカードも持っていなくても、
スマホをかざせば支払いができるという環境は魅力的です。
Inside The Google I/O Developers Conference

日本独自に進化した決済手段も、
国内でしか使えないキャッシュレスサービスではすまされず、
2020年の東京オリンピックを節目に、変化せざるを得ないかもしれません。

買い物に 財布を使わず 「顔認証」

「顔認証」
顔の認証だけで財布を持たず、買い物までできる試みも始まっているそうです。
チケット
転売目的で購入されるチケット対策のために、
購入時に顔写真を登録していおいて、
イベント当日、チケットのQRコードを読み取る際、
顔写真と目の前の人が同一人物か瞬時に判定するという顔認証システム。
http://www.news24.jp/articles/2016/08/26/07339165.html

今はチケットの高額転売防止のため一部のコンサートで導入されている顔認証システムですが、
リオデジャネイロオリンピックの記者会見の会場でも使われたそうです。
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0.3秒で顔認証ができるので、
今後は財布を出さずに売店などであらかじめ登録された顔を認証して、
買い物ができる、
家の鍵がいらなくなる、
など、活用できる先が広そうです。

企業間の資金決済(B2B決済) Visa Business Pay

900兆円を上回る日本の企業間決済市場に、
ネットでカードや立て替え払いの仕組みを使うことで業務の効率化や、
未回収リスクに対応するサービスがでて注目されているという記事を見つけました。

「VISAが始めたB2B決済は、どこまで便利なのか 銀行に出向く必要がなくなった」

記事によるとまだ国内の企業間決済のクレジットカード利用は約2兆円で、全体の0.3%程度、
米国ではB2B市場でのカード払いの比率は5%近くとのこと。
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おーすごい!という感じですが、
これはWEB経由で提供されるサービスが多くなっているというのも原因のような気がします。

日本でも業務に使う文房具や水をアスクル等の通販サイトを使ったり、
昔だと月末締めで請求書を発送して振込んでもらっていたようなものもWEB経由で販売するので、
注文と同時にカード決済が完了しているようなイメージです。
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資料請求・問い合わせだけではなく、注文・決済も企業のWEBサイト上で完結することが増えてきました。
WEBサービスでないものも、この傾向はあると思います。
弊社の仕事は、これまで表示だけしていたWEBサイトに受注、集金の機能を持たせることなので、
より利用していただける機会が増えると思います。

この記事もわざわざ現金でやりとりしているものをカードで払ってもらうというよりは、
これまで以上に企業間サービスの提供方法や窓口がWEB経由にシフトしていくということだと感じます。

Visa Business Pay
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クレジットカードを活用したB2B専用の資金決済システム「Visa Business Pay」を昨年4月にリリース。顧客がクレジットカード会社との間で加盟店契約を締結したうえでサービス登録すると、ウェブ上でのクレジットカード払いですべての請求・支払い業務が完結できるようにした。