今朝は6時半から二神くんと、他社公式サイト公開に立ち会いました。
久しぶりに早起きをして会社へ行くと、すでに二神くんの姿が。
頼もしいです。
今回はすでに稼働中のサイトで、
他社が構築したモノですが、
すでに組み込まれているキャリアの課金システムの見通しが悪いということで、
ナブーで作りなおさせていただきました。
ユーザーからするとプログラムで自動化された便利なサイトでも、
システムを提供する側ではひとつひとつ手作り、
公開までに様々な試行錯誤があるなと、いまさらながら感じました。
ナブーではクレジットでの月額課金、都度課金の実装にも対応しています。
ペイメント会社も多く、PayPalやWebPayなど導入のハードル自体かなり低くなりつつあります。
便利な決済手段の代表格、
名義と番号、有効期限で決済してしまうので、ユーザーにとってもかなり簡単です。
そんなクレジットカードも、有効期限は運営する側にとって曲者です。
有効期限の１ヶ月～２ヶ月前になると、カード会社から、
カード契約者の元へ自動的に有効期限が延長された新しいクレジットカードが届きます。
人によってバラバラですが、長い人だと5年というのもあるようですが、
普通は3～4年なので、平均して3.5年と考えると、
3.5年×12ヶ月＝42ヶ月
ざっくり、毎月会員の42人に1人の割合で有効期限が切れるわけです。
約2000名の会員がいると、毎月50名程の請求エラーが発生します。
カードは自動更新され新しくなっているので、それに合わせて、
サービス側では新たに登録してもらわないと課金できません。
（名義と番号は変わらないので、有効期限だけ変わります）
もちろんカード情報はみずほファクターなどのペイメント会社にありこちらサイトでは把握できないわけですが、
ユーザーからするとやっぱり不思議に思われるわけです。
なんで一回入れたのにもう一回情報を入れないといけないのかと。。
出来るだけシンプルに、分かりやすい流れを用意しておかないと、
サポートにドンドン電話がかかってきてしまうという状況にもなりかねません。
月初の処理が完了しました。
クライアントからお預かりしているサイトの、
クレジットカード決済、口座振替、払込票（コンビニ支払）の処理が毎月月初に発生します。
月額料金＋その都度課金の両方に対応しており、
当月の支払請求は翌月分の前払いだったり、
都度課金は前月末締めの後払いだったり、
いろいろあって、
やっとSMBCファイナンスサービスとみずほファクターへ請求できます。
加えて、口座振替の場合には、
振替依頼書の回収が引き落とし開始日の一ヶ月前に届かなかったり、
口座に残高が無くて引き落とせなかった場合の繰り越し処理など・・・
払込票は3,6,12カ月分の支払いが選べるため、
人気がありますが、
3,6,12か月後の自動更新、払込票の再発行など・・・
クレジットカードは登録時の有効期限切れなどにより、
オーソドックスにオーソリが通らなかった人の管理など・・・
ナブーではほぼほぼ全てをシステムで対応しているわけですが、
入金の確定日なども決済方法によりバラバラですし、
イレギュラーな処理も含めるとこれでも結構複雑です。
ユーザーにはシンプルに使っていただく、
でもその裏側まではなかなかそうはいきませんね。
この点、キャリアの提供する決済サービスは運営する側にも便利なサービスだと言えます。