カード払いの導入を勧める際に、
「現金払いは、購入者にとって心理的な負担感が大きいので」
という説明をよくします。
感覚としては理解できるものの、漠然としていて目には見えないこの「負担感」を、
数字として形に表した実験がありますのでご紹介します。

2014年6月25日に放送された、NHK教育で「“お金”の正体って…？」（後編）で、
現金と電子マネーを比較した内容が特集されました。

かなり分かりやすい内容なので、よくクライアントへの説明に使わせてもらっています。

AD中嶋君の電子マネー生活。

中嶋君が現金と電子マネーでそれぞれ一週間ずつ普段どおり暮らします。
お金の使い方にどんな違いが出るのかを調査

まずは現金だけで1週間、毎日使ったであろう金額を予想。

翌週今度は電子マネー生活スタート。
現金は一切使わず支払いは全て電子マネーで行います。
同じように毎日使ったであろう金額を予想します。

両方の生活が終わったところで実際に使った金額を計算して予想した金額と比較すると、
現金生活の時は誤差は　　 ９２７円しかなくて
電子マネーの時の誤差は５,１９４円。
やっぱりちょっと使いすぎてしまうんですね。

上の実験ケースだと、
現金払いの場合 4.7％、予想より多く使って
非現金払いの場合40.4％、予想より多く使っています。

カード払いなどの非現金払いには、導入した会社側で手数料負担が発生しますが、
商品やサービスを提供する側からすると、顧客の負担感を少なくして、
より沢山の購入を促すことができるといえます。
そのため非現金での支払いを、WEBサイトに導入することをお勧めしています。
常に40％も売り上げが増えるとは言いませんが、かなりの効果が期待できます。

まだまだ多くの場面でカード払いなどの非現金払いの導入が可能だと考えています。
そして今はこういったものについて、カード払いが活用されています。

クレジットカード決済 導入のメリットについてまとめました。
導入企業側にとってのメリットです。

●Point１ 手持ちのお金が無くても大丈夫
銀行振込やコンビニ決済などとは違い現金を用意する必要がないため、給料日前などで購入を控える場合にもクレジット・カードであれば取りこぼしを防げます。

●Point 2 ネット上での支払いは簡単
インターネットでのクレジットカード決済は、支払いの為に銀行・コンビニへ足を運ぶ必要がなく、忙しい方にも好まれる決済方法です。
今までクレジットカードが使えないために購入を諦めていたお客様にとって、クレジットカードを導入する事により利便性が高まります。
またカード支払いの気軽さから、現金での購入に比べて購入額が増える傾向にあると言われています。

●Point 3 代金回収の手間、未回収リスクを解消
クレジットカードでリアルタイムでの決済が行われます。
決済が正常に完了したものついてのみ、注文を受け付けるため「前払い」での販売となります。
サーバー間通信で完了するため、代金請求のための事務手続きがなく請求書郵送や、
入金確認の業務は発生しません。

葬祭会社様向けに、供物ネット受注システムの提供が始まりました。

これまでお葬儀に供物（生花、回転灯、かご盛り、お線香）を送りたい場合には、
開催される葬祭会社へ電話をするか、
会社のHPから専用のFAX用紙をダウンロードし、
記入後改めてFAX送信するなどの方法で注文が行われてきました。

また代金の支払いは基本持参を想定しており、
遠方の人や法人の方の注文の際には、請求書が到着後に銀行振り込みとなっていました。

今回の新サービスはこれまで、葬祭会社・購入者双方に負担の大きかった供物の注文をネットで完結させ、
支払をクレジットカードに対応したことで、注文完了と同時に支払も完了します。

葬祭会社側にとってはFAXでのやり取り、確認の電話の手間がなくなり、
受注ミスも防げます。
また支払いがクレジットカードによる前払いとなることで、
これまでの入金確認や未回収時の再請求処理などの業務も一切無くなり、
貸倒れのリスクからも解放されます。

ユーザーにとっても、すでに一般的になったネット注文が可能になることで、
電話や専用用紙でのFAX注文をしなくてよく、
支払いについても当日式場へ現金を持参したり、振込み手数料を負担して、銀行振り込みする必要が無くなります。
クレジットカードのポイントを貯めている人には、ポイントがたまるというメリットや、
代金の分割払いも可能となります。