Gmail、プロモーションタブ登場による影響

少し前になりますが、
Gmailに「プロモーションタブ」というカテゴリーが導入されました。
「ソーシャル」というタブも・・・
gmail

メイン    :下のタブに分類されないメール
ソーシャル  :FacebookやツイッターなどのSNSなどからのメール
プロモーション:楽天などのセール・クーポン、その他広告メール

最初はタブ導入の意味が何ことだか分からなかったんですが、
やっとその威力を知ることになりました。

楽天で何かを買ってから、毎日いやというほどの広告が入っていましたが、
最近めっきり見なくなりました。
おかげで受信ボックスのメール一覧がスッキリ。

rakuten_logo

楽天やリクールといったメール広告のほぼ全てが「プロモーション」という、
何とも意味の分かったような分からないようなカテゴリーに押し込められ、
わざわざそのタブを開かなければ見られ無くなりました。
かなりの進歩です。

ナブーも他社に対して、メール配信サービスを提供しているので、
メール広告がユーザーの目に触れなくなるという状況はかなり深刻です。
今のところナブーの預かっているサービスからのメールはどれも「メイン」タブに入り、
プロモーションには振り分けられていませんでした。

名称を「スパム」とせずに「プロモーション」というカテゴリーにしたところに、
Googleの戦略を感じます。
今後何かしらの対応をしないと、開封率は確実に下がっていくように思います。。

現状としてはGmailのみの機能ですが、
私もGmailをメーラーとして使っているため、会社のメールアドレスや、
その他のメアドもGmailで受信しています。
そんな人も多いんじゃないでしょうか。

自分たちのメールを「プロモーション」に入れないためにはどうすれば良いのか、
何をもとに振り分けているのかや、
結局はメールの受信者にとって有益な情報になっているかなど、
メール配信の原点にも思いを馳せつつ対応したいと思います。